前回
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持ち手の再考と新治具”で試作した持ち手を本体に取付ける為に地道にコツコツ作業してます。メイン部分の編み込みは終了、あとは取付け部分を編み込むだけです。
なお今回の持ち手は丸編み。4本編みや6本編みは以前もしてましたが、12本は初めてで戸惑うことばかりでした。
けど基本さえ抑えれば4本編みや6本編みの編み方と変わりないです。
サンプルの初編みと二セット分(計4本)の12本丸編みをした順番に並べると、やはり編む手順を知る、覚えて行くことで違いが分かるので画像アップしてみました。
まだ五回程度(の編み込み)なんで参考ならんかもしれんけど、歪んだマス目や捻れは編み込みを繰り返すことで徐々に無くなっていくのが分かると思います。
なお今回の12本丸編みは本数が多いという事で治具で固定させたが、固定すると正しい手順で編み込めれば無駄に引き締めせずとも締まる感じがする。だから綺麗に丸編みするならば固定させることが大事と気付かされた。
またマス目の均一化は手順と絞めやリズム、力加減のバランスが大事で、ただ力で引き締めるのは素材をダメにするんだとも学ぶ。まぁ、この辺は職人と同じで死ぬまで経験を磨く修行なんだと思う。
あと細い幅だと素材の脆さや弱さが出るかと一番不安でしたが、全然問題ありません。
この感じだと他で引き割って使う用途が増えそうだな...