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試作捌(八):7マス | 本体部分

Store.Alaudae.JPオリジナルのフォル編みで作る、菱形模様が美しいハンドメイド作品。幅15mm×長さ27mの素材を2本使って、本体と持ち手部分を編み上げます。ここでは初心者の方でも作りやすいように、本体部分を丁寧な手順で作り方を解説します。
この編み図は、作品を作るために図と文字で説明しています。図面をパソコンやスマートフォンにダウンロードし、お好みの用紙に印刷してご使用ください。編み図を見ながら一つひとつの工程を確認することで、よりスムーズに作品作りを進めることができます。

底面部の仕上げについて

底部の仕上げ
この底面部の編み込みが完了すれば、本体部分の作業は終了となります。
編み込みの順序
編み込みの順序は、まず四隅、次に両隅、最後に全体的に中心に向かって編み込んでいきます。各マス目ごとの詳細な説明は文章だけでは難しい為、視覚的に分かりやすい資料をご用意しました。
視覚資料について
作品製作時に撮影した、底面部の120枚以上の画像を厳選し、重要なポイントを分かりやすくまとめました。これらの画像では、
これから組み込む、挿入素材: クリップで挟んで分かりやすく表示
挿入のみで完了する箇所: 長さ指示がない時は一マス目分です
余分な長さ切る部分: マス目との関係が分かるようにハサミの当て方を示す
バンドを通す箇所: 素材が丸く浮き上がる様子を捉える
など、視覚的にイメージしやすいように工夫しています。
画像の編集について
素人が撮影した画像のため、ピンボケしているものもありますが、重要な部分は修正し、使えるように編集済みです。
スライド表示について
これらの画像を箇所別にスライド表示化しました。これにより、編み込みの工程を一つずつ確認しながら作業を進めることができます。
補足
底面部までくると素材が短くなり、引っ張り難くなるので、素材頭が見えたらラジオペンチで引き抜くと楽です。ラジオペンチで掴んだり、引き抜く際は周辺に傷つけない様に注意して下さい。
まとめ
この手順はあくまで基本的なものです。もし、より良いアイデアがあれば積極的に利用し、最終的には、ご自身が楽しく作品作りができる編み込み方法を見つけてください。
片側A右隅の手順

片側A右隅の手順: 1

片側A右隅の手順: 2

片側A右隅の手順: 3

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片側A左隅の手順

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片側A左隅の手順: 16

片側Aの両隅状態

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片側B右隅の手順

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片側B左隅の手順

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片側B左隅の手順: 18

上から見た四隅の状態

上から見た四隅の状態: 1

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上から見た四隅の状態: 3

上から見た四隅の状態: 4

片側Bを仕上げる手順

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片側Bを仕上げる手順: 28

片側Bを仕上げる手順: 29

残りの組み込み状態

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本体部分の完成

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本体部分の完成: 12

本体部分の完成: 13

現在の残材状況について

残った材料の量
現在ご覧いただいている残材の画像は、この作品の初期バージョンである二年前に作成された際の編み図を参考に製作した場合のものです。初期の編み図は、素材長さの配分が分からず、このような残材量となります。
今後の編み図バージョンについて
以降のバージョンでは、素材の長さを調整することで、このような余分な残材が出ることを極力減らすよう改良されています。しかし、通しや挿入作業の際に、素材の先端を切り直す必要があることがあります。そのため、多少の余分な長さは必要で、それでも残材を減らしたい場合は、編み目の数を調整することで対応可能です。ご自身で編み図を調整し、最適な編み目数を探してみてください。
継ぎ足しについて
この本体部分は、途中で素材を継ぎ足すことは「製作の失敗」を意味するため、現在の編み図バージョンは、特別な理由がない限り変更する予定はありません。
素材の記号や番号について
残材には記号や番号が記載されているにも関わらず、作業工程の画像には記載されていないことに疑問に思う方もいるかもしれません。これは、作業中に記号や番号が視界に入ることで、作業の邪魔になると考えたため、事前に削除しているからです。これからこの作品を作成する、または新たな作品を作成する際には、素材の両端に分かりやすい目印を記入することをおすすめします。これにより、各素材の組み込みイメージがしやすくなり、作業がスムーズに進みます。
まとめ
今回の作品では、初期の編み図バージョンに比べて、以降のバージョンは残材が大幅に削減されたはずです。しかし、より少ない素材で作品を作りたい場合は、編み目の数を調整したり、素材の両端に目印を記入したりといった工夫をすることで、より効率的に作業を進めることができます。

締めくくりと振り返り

締めくくり
この度は、編み物作品「試作捌(八):7マス」の本体部分の製作お疲れ様でした。作品の下部まで編み込みが完了している様子が想像できます。
今回の製作では、画像不足という課題があり、皆様へ分かりやすく説明することが難しかった点をお詫び申し上げます。しかし、平面から立体的なフォルトゥナ編みという手法を用い、菱形格子パターンの本体を作成できたことは、作業工程を見てご理解いただけたかと思います。
製作のポイントと今後の展望
フォルトゥナ編み: 今回の作品で最も重要な手法です。この編み方をマスターすることで、様々な立体的な菱形格子パターンの作品を作ることができます。
素材の活用: 残った素材をハンドルに活用することで、より個性的な作品に仕上げることができます。ハンドルの製作方法については、別途ご説明いたします。
達成感と新たな目標: 作品が完成に近づき、大きな達成感を感じていることと思います。同時に、より立体感を出したい、組み込み時の密度を調整したいなど、新たな目標も生まれたのではないでしょうか。
編み物を通して得られるもの
今回の作品作りを通して、編み物の基本的な技術を習得し、作品を最後まで作り上げることができたという自信がついたことと思います。編み物には奥が深く、様々な技法や表現方法があります。今回の経験を活かして、今後も様々な作品作りに挑戦してみてください。
編み物をする際は、集中力や忍耐力も養われます。目数を数えたり、編み方を覚えたりと、集中力が必要です。また、作品を完成させるためには、根気強く続けることも大切です。今回の作品作りを通して、これらの能力が身についたことと思います。
まとめ
編み物は、自分だけのオリジナル作品を作ることができる、とても楽しい手芸です。ぜひ、今回の経験を活かして、今後も様々な作品作りに挑戦してみてください。
この工程で完了です。