縞升格子 ◇藤色x牡丹色W11◇ パール試作弐
💎【試作品】フォルトゥナパール 11mm幅:濃淡ストライプのモダンバッグ
- この作品は、シルクのような滑らかな手触りと真珠のような上品な光沢が特徴の「フォルトゥナパール」を、新しい11mm幅に仕立てて使用した試作品です。
本体は、ふじいろ(藤色)とぼたんいろ(牡丹色)の濃淡2色を使用し、ストライプ(シママス格子、スクエアストライプ)のパターンでモダンかつ洗練された表情に仕上げました。
🌟 デザインと仕様のこだわり
【本体設計】
- 素材: フォルトゥナパール 11mm幅
- カラー: ふじいろとぼたんいろの濃淡2色。光沢感のあるパール素材が、ストライプの模様を美しく際立たせます。
- デザイン: シママス格子やスクエアストライプといった幾何学パターンを採用し、色の対比を楽しめるデザインです。
【ハンドル仕様】
- 素材: 既製品の合成皮革(レザー調)ハンドルを採用。本体の華やかさと実用性を両立させました。
- 仕様: 全長約46cm、太さ約1cm。
- 固定: φ9の両面カシメでしっかりと固定されており、高い耐久性を確保しています。
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色番号001F-21017, 001F-21024 / ハンドル色:パープル
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カシメφ9両面カシメ / 色:アンティック
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横 x 奥行 x 高 (cm)23.8 x 8 x 15.5 / 最大上部高さ21.5cm / 上部傾斜幅8.5cm
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持ち手の全長 (cm)46
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重量 (g)207
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材質ポリプロピレン100% / 合成皮革 / 真鍮メッキ
類似デザイン
挑戦の記録:二色使い「スクエアストライプ」試作品
- 今回は、台湾の手芸愛好家さんの作品に触発され、二色使いのスクエアストライプに挑戦しました。
製作の難しさと発見
- 色の組み合わせや編む順番、そして何よりも上部最後の仕上げ方に大変苦労しました。特に、バッグの外側と内側の両面を使用する上部斜め部分の処理が難しく、編み目の隙間が目立ってしまい、正直、二度三度と諦めかけました。それでもなんとか仕上げることができましたが、まだまだスキルアップが必要だと痛感しています。
- ちなみに、確認のために同じ二色で再度挑戦したところ、なぜか色の配置が最初とは反対になってしまいました。これもまた、編み方の奥深さ、難しさだと感じています。もう少し技術が向上したら、再度このパターンに挑戦したいと思っています。
ハンドルとカシメのグレードアップ
- この試作品のハンドル(持ち手)には、INAZUMAの合成皮革YAK-590(全長約46cm、太さ約1cm、色はパープル)を使用しました。
- しかし、既製品のパープルカラーのカシメ(金具)が全体のバランスを崩しているように感じたため、全てのカシメを外し、アンティーク風の金具に交換してグレードアップさせました。
- 今回は予算の関係で既製ハンドルを使用しましたが、カシメの色を変えるだけで、既成のハンドルでもバッグ全体の雰囲気が一変することに感心させられました。
試作品情報
- この試作品は、技術的な挑戦と、既製パーツの可能性を発見した意味のある1点のみの作品です。
製品コード: FMW11-FSS02