市松格子 ◇橙色x白パールW21◇ パール試作壱
💎【試作品】フォルトゥナパール 21mm幅:光沢が際立つ幾何学模様バッグ
- この作品は、シルクのような滑らかな手触りと真珠のような上品な光沢が特徴の「フォルトゥナパール(21mm幅)」を贅沢に使用した試作品です。
本体は、素材の美しい風合いを最大限に引き出すため、ハーリキンチェックとダイアゴナルチェック(市松格子)のパターンを組み合わせ、独自の手法で表現されています。光沢感のある素材が、幾何学模様の美しさを際立たせています。
🌟 デザインと仕様のこだわり
【本体設計】
- 素材: フォルトゥナパール 21mm幅
- サイズ: ドット列で ヨコ8マス × マチ4マス × タテ8.5マスで設計。日常使いしやすい、バランスの取れた寸法です。
- デザイン: 21mm幅の素材を活かした、視覚的に美しい幾何学パターン。
【ハンドル仕様】
- 素材: 本革(レザー)を採用し、上品な本体とのコントラストをつけました。
- 仕様: 幅20mm、厚さ約2mm。
- 固定: φ12の両面カシメでしっかりと固定されており、高い耐久性を確保しています。
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色番号001F-21006, 001F-21025 / ハンドル:しろ
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カシメφ12両面カシメ / 色:ゴールド
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横 x 奥行 x 高 (cm)24.5 x 12.5 x 26.2
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持ち手の全長 (cm)60
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重量 (g)338
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材質ポリプロピレン100% / 牛革 / 真鍮
類似デザイン
人生を変えた初挑戦:パール試作壱(21mm幅 市松格子)
- 2019年2月頃、Twitterで目にした海外ファッションメーカーのハーリキンチェック(ダイアゴナルチェック、すなわち市松格子模様)に強い印象を受け、この模様に初挑戦したのが、フォルトゥナパール21mm幅で製作した「パール試作壱」です。
最初の難関と工夫
市松格子模様をバッグ全体に施すことは、当時の私の初歩的なスキルでは困難でしたが、底面を工夫することで、全体の形をなんとか上手くまとめることができました。
- 外観: 外側は下部周辺を除き、市松格子模様で表現しました。
- 内側: 製作が初めてだったため、内側は素材を継ぎ足しながら市松格子模様に仕上げています。
持ち手の挑戦と強度確保
- 持ち手(ハンドル)部分には色々と試行錯誤を重ね、今回は本革を使い、両面カシメで留める方法を採用しました。
- 素材が厚いため、φ12のカシメ固定では強度が不足するのではないかと懸念しましたが、内側のカシメ部分を潰すことで強度不足を解決しました。ハンドル部分の本革やカシメ留めについては、今後のスキルアップでより良い仕上がりが期待できるはずです。
サイズ感と耐久性
- 総重量は約340gですが、このサイズで軽いか重いかは判断が難しいところです。しかし、オシャレを楽しむ用途においては妥当な重さだと考えています。
- 耐久性については、正直に言って未知数です。よほど乱暴な扱いでなければ大丈夫だろうと考えています。なお、本革と両面カシメ留めのハンドル部分以外はポリプロピレン100%なので、水洗いや水拭きが可能です。
試作がもたらしたもの
- この試作品のアイデアを思いつき、実際に形にしてみたことで、まさか自分の生き方まで変わるとは思いませんでした。この経験が、その後の私のものづくりへの情熱を決定づけたと言えます。
- この試作品は、記念すべき挑戦の記録として1点のみを作製しました。
製品コード: FMW21-CLT01