市松格子 ◇薄緑x黒緑パールW15◇ パール試作参
💎【試作品】フォルトゥナパール 15mm幅:上品な光沢を纏う幾何学模様バッグ
- この作品は、シルクのような滑らかな手触りと真珠のような上品な光沢が特徴の「フォルトゥナパール(15mm幅)」を贅沢に使用した試作品です。
本体は、素材の美しい風合いを最大限に引き出すため、ハーリキンチェックとダイアゴナルチェック(市松格子)のパターンを組み合わせ、独自の技法で表現されています。15mm幅の素材が、幾何学模様の繊細さと光沢感を引き立てます。
🌟 デザインと仕様のこだわり
【本体設計】
- 素材: フォルトゥナパール 15mm幅
- サイズ: ドット列で ヨコ10マス × マチ4マス × タテ9マスで設計。日常使いに最適な、バランスの取れた寸法です。
- デザイン: 15mm幅の素材を活かし、視覚的に上品で美しい幾何学パターン。
【ハンドル仕様】
- 素材: 本革(レザー)を採用。上品な本体の質感と対比する、実用的な仕様です。
- 仕様: 幅15mm、厚さ約2mm。
- 固定: φ9の両面カシメでしっかりと固定されており、高い耐久性を確保しています。
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色番号001F-15043, 001F-15047 / ハンドル:ライトグリーン
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カシメφ9両面カシメ / 色:シルバーアンティック
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横 x 奥行 x 高 (cm)22.5 x 9 x 20.5
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持ち手の全長 (cm)40
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重量 (g)219
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材質ポリプロピレン100% / 牛革 / 真鍮
類似デザイン
集中と発見:パール試作参で探る高さの完成度
- この試作品は、フォルトゥナパール15mm幅を使用してハーリキンチェック、すなわちダイアゴナルチェック(市松格子)模様を編んだ「パール試作参」です。市松格子模様の製作も4回目となり、少しずつ手際が良くなっている感触がありますが、私は必ず目的を明確にして製作に臨んでいます。
高さのドット列へのこだわり
今回の最大の焦点は、「高さのドット列の変化」でした。
- これまでの試作品は、全て高さの上部がドットの半列で終わり、結果的に8.5マスや9.5マスといった中途半端な仕上がりになってしまう点に注目しました。
- そこで今回は、作業に集中し、高さの上部がドットの半列にならないように、細心の注意を払って製作を進めました。
上部の仕上げに隠された秘密
- 完成させて気づいたのは、同じ「上部」であっても、仕上がりに違いが出るということです。
- 適切な専門用語が分からず上手く伝えられませんが、この上部の両端の「合わせ目」や「閉じ目」、あるいは「折れ目」といった部分に、それぞれ異なる特徴が現れました。
- この「違い」こそが、今後の製作における重要なヒントとなりそうです。特にバッグの最終的な完成度を高める上で、この上部の仕上げの違いは非常に役立つと確信しています。
試作品情報
- この試作品は、細部にこだわり、次なる技術向上への鍵を見つけた1点のみの作品です。
製品コード: FMW15-CLT03